
酸素検知警報器とパトライトを連動させ、室内の酸欠状態を室外のパトライトにより警報する装置です。
酸欠用パトライト付検知警報器カタログ (PDF 1.5 MB)
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液体窒素や実験・研究室でよく使われる窒素ガス、炭酸ガス、アルゴンガスなどは無色・透明・無味無臭のため、酸欠状態を嗅覚や視覚で見分けることができません。
液体窒素が密閉した室内で気化した場合、体積は約700倍になり、大気中の酸素を押しのけ室内は酸欠状態になり危険です。
また、高圧ガスボンベのバルブ閉め忘れによる酸欠にも注意が必要です。密閉した室内では、7㎥のガス1本で1坪×高さ約2.2mの空間をガスで満たすことが出来てしまいます。思わぬ不注意により作業場所を酸欠状態にしないために警報器を設置し、早期に異常を検知することが重要です。
酸素 濃度 |
症状 |
21% | 正常空気濃度 |
18% | 安全限界 |
16% | 呼吸脈拍増、頭痛悪心、はきけ、集中力の低下 |
12% | 筋力低下、めまい、はきけ、体温上昇 |
10% | 顔面蒼白、意識不明、嘔吐、チアノーゼ |
8% | 昏睡 |
6% | けいれん、呼吸停止 |
原因 | |
I | 空気中の酸素の消費 |
II | 酸素含有量の少ない空気の噴出 |
III | 空気以外の気体の置換 |