アセチレンの化学的性質
爆発範囲 | 2.5~100%(inair) |
着火温度 | 335℃(inair) |
総発熱量 | 12,004kcal/kg 14,055kcal/Nm3 |
真発熱量 | 11,590kcal/kg 13,571kcal/Nm3 |
分解爆発
アセチレンは圧力下では不安定で、1kg/cm2G以上では酸素または空気と混合しなくても、火花、加熱、衝撃、摩擦などによって爆発的に自己分解(分解爆発)して炭素と水素になることがある。分解爆発は、一般に、147KPa以上の圧力で起こりやすく196KPa以上では、その危険性が著しく増大する。
金属アセチライド
アセチレンは化学反応性に富んでおり、銅、銀、水銀などの金属または、金属化合物との反応で爆発性の金属アセチライドを生成する。これらは、いずれも乾燥状態で爆発を起こしやすい。従って圧力下でのアセチレンに触れる部分には、これらの金属を含んだものを使用してはならない。
銅合金は銅の含有率が62%以上含んだものは使用してはならない。
銅合金は銅の含有率が62%以上含んだものは使用してはならない。