アセチレンガスは可燃性ガスの一種で、近年ではCVD法によるダイヤモンドライクカーボン(DLC)の製造や原子吸光分析など、研究室などの室内での用途が広がってきています。
原子吸光用、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)用、その他、アセチレンガスを使用する実験、研究、製造に最適なアセチレンガスシリンダーキャビネットを製作致します。
下記はほんの一例です。ぜひ、お問い合わせください。
アセチレンガスシリンダーキャビネットの特長
- 逆火防止器内臓
アセチレンガスの物性を考慮した安全構造を備えております。 - シンプル&コンパクトサイズ
配管系の簡素化を図りつつ可燃性ガスの供給に必要最低限の品質部品を搭載しコンパクト設計で組立てております。
真空パージラインを導入した高純度アセチレン用シリンダーキャビネット
お客様のご要望で、真空パージライン付きの施工もおこなっております。研究用途に応じた難しい案件も、ぜひ、お問い合わせ下さい。
豊富な経験で、最適な解決案をご提示いたします。
アセチレンシリンダーキャビネット 仕様例
筐体 | SPHC t2.3 |
扉 | 手動式 片開き |
点検窓 | 網入りガラス 透明 t6.8 |
吸気口 | 筐体正面下部 開閉式 ガラリ |
電源 | AC100V 10A |
アセチレンシリンダーキャビネット 外形寸法例
容器収納数 | 1本 |
型式 | TZ-A7-TKV |
外形寸法 WxDxH(mm) | 500x500x1774 |
アセチレンガスとシリンダーキャビネット
アセチレンガスは、大気圧下でも着火エネルギーがあれば爆発を起こし、また、酸素等の支燃性物質がなくても加圧下では自己分解爆発を起こす非常に危険性の高いガスです。さらに、銅などの金属化合物との反応で爆発性の金属アセチライドを生成するため、安全には十分に留意しなければなりません。
弊社では、上記アセチレンガスの物性を踏まえ、安全に取扱うためのアセチレンシリンダーキャビネットを用意しており、納入実績も豊富です。キャビネット内では、アセチレンガス専用の圧力調整器を使用し、万が一の異常圧力上昇時を想定した設計をするなど、各所に実務に基づいた工夫が施されています。